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玉置神社と玉置龍神水
呼ばれた人だけが行ける神社!?
寺社仏閣マニアの紗代です。(^^♪
寺社仏閣マニアなら「玉置神社」という名前、1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?私も以前から気になっていた神社で、昨年、開運日にお詣りさせていただき、今年もご縁あってお詣りさせていただくことができました。
今年は、開運お片付け倶楽部の部員の皆様と一緒に♪
寺社仏閣マニアの間で何故、玉置神社が有名なのかというと、
神様に呼ばれた人だけが行ける…
と、まことしやかに囁かれているからです。神様に呼ばれた、呼ばれないは別にして、とても気軽に行ける場所ではないことは確かです。(実際、行こうとしたけど落石や倒木で行けなかった、道に迷って行けなかった等もよく聞きます)
アクセス
霊峰玉置山(1,076m)に鎮座する玉置神社は奈良県吉野郡十津川村にあり、大峯奥駈道の重要な聖地として世界遺産に含まれています。
奈良は関西ですが、私が住む神戸からは約4時間。地図では近く見えますが、細い山道を上がっていくので、とても遠く感じました。(実際、7時に三ノ宮を出発し到着が11時)
山道では標高が上がる度に耳がキンキンしますし、落石もありました。昨年は走行中、目の前に猿が飛び出してきて、ビックリ。ナビは途中で止まるし、GoogleMapは違う所を指すし…
GoogleMapを印刷
昨年は、「もう少しで到着!」と言う所で、車のナビが方向を示さなくなり、iPhoneのGoogleMapも圏外になってしまい困りました。(野性の勘で到着しましたが)
なので昨年の教訓を生かし、今年はGoogleMapを印刷して、手書きメモも加え、運転シミュレーションまでして挑みました!しかーし、途中2回も道を間違えました。(>_<) 間違えると、
呼ばれてないんかな?
と不安になります💦
ですが、所々、昨年の記憶を辿り、無事に到着しました!(^^)v
玉置神社アクセスメモ
★今回はナビ、動いてました!
★大阪方面からは玉置神社に行くR168(南行き)で最後のコンビニは、ローソン 五條野原西店又はファミリーマート 五條病院前店だけです。ここから玉置神社までコンビニはありません。(ここから玉置神社まで約2時間)
★最後の休憩所は道の駅 十津川郷。(ここから玉置神社まで約30分)お弁当やコーヒーを販売しています。(足湯もあります)役場の隣です。小さいので見落とさないように…
昨年、休憩する所がなく、とても困ったので今回は事前に調べていて正解でした。
玉置神社駐車場
無事到着!玉置神社駐車場から見たこの景色。はるばる来た甲斐あります。
駐車場は広くて綺麗です。(トイレはここで済ませるのがおススメ)
(第二駐車場もあります)
売店に寄るべし
今回はどーしても、めはりずしが食べたくて、駐車場の売店で購入しました。(幼稚園時代、給食の先生が作ってくれためはりずしの味が忘れられなくて)
とても親切な売店のおじさんに、玉石社の行き方を教えてもらい、レッツゴー!
おじさんにいただいた地図です
昨年はAコースで参拝した私。駐車場の鳥居から、約17分で本殿に到着です。Bコースは足の不自由な方向けコース。
事前に調べた所、【本殿より玉石社に先に参った方が良い】と思っていた私。売店のおじさんも同じことを言っていて、『山の管理人の言う事は間違いない!』と、太鼓判押していただいたので、おススメの白のコースで行きました。(結果、正解でした)
分かりにくい登山口
駐車場から、まっすぐ大きな鳥居に向かう人が多いですが、鳥居ではなく、来た道を戻るように左に歩きます。左に進むと、右手に「玉置山登山口山上まで約700m」の看板が出てくるので、その横の小さな階段を登ります。
そこからはひたすら山道を歩きます。5月の山道はとても爽やかで気持ち良い❤ 右手に無線中継所が突然見えてきます。それを越したら頂上はすぐ!(頂上といってもなだらかなのでご安心を)
玉置山山頂
無事到着!ちょっとした広場になってます。
記念撮影📷。この先に海が見えるそうです。(この日は見えませんでした)立札の横の鐘も鳴らしましたよ。(その後ろにお地蔵さんがあります)
駐車場からここまでは、20分くらいでした。道もなだらかで歩きやすい♪
いざ玉石社へ
山頂の看板。玉石社へは、「玉置神社」方面へGo!ここからはずっと下り坂。
きつい斜度の山道ですが、下りなので、まだ楽です。(駐車場から本殿→玉石社→山頂の場合は上り坂になります)
末社・玉石社
末社・玉石社。
【御祭神】
大巳貴命 (おおなむぢのみこと)大国主命の青年期の名前
玉置神社の奥宮であり、本来の聖地とも言われています。本殿より先にお詣りするのが、大峰修験道の習わしだそうです。詳しくは玉置神社のサイトで。こちら
習わし通り、先にお詣りできて良かった!
鳥のさえずりを聞きながら、玉石社のまわりの動画を撮ってみました。空気感、伝わるかな~
その昔、修験道の開祖「役小角(えんのおづぬ)」や「空海」が、この玉石社に霊験のある珠を埋めたと伝えられ、「玉」を鎮めて「置いた」ことが神社の名前の由来とも言われています。詳しくはこちら
柵の奥に、黒い石が頭をのぞかせてますが、それは一部であり、巨石がこの下に埋もれているのだとか。
三石社。
【御祭神】
磐裂神(イワサクノカミ)
石根折神(イワサクノカミ)
軻遇突智神( カグツチノカミ)
本殿へ
ひたすら坂を下ります。
途中の祠。
本殿から上がって来た場合、ここから玉石社に上ります。
摂社・西真王水神(真名井社)
玉置神社の水の神様(真王水神)として創建(紀元前37年)以来この場所に祀られていたと伝えられています。昭和50年代に、湧水がほとんど出なくなり、崇敬者の人たちが、湧水がもとのように湧き出ることを祈願して、この真名井社を奉納しました。すると不思議なことに、水がもとのように湧き出したと言われています。
と、横の看板に書いてありました。
本殿に行く途中、ヘビに遭遇。神社でヘビに会うと神様に歓迎されているのだとか。そうだと良いなぁ~
御本殿
【御祭神】
国常立尊(くにとこたちのみこと)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)
伊弉冊尊(いざなみのみこと)
天照大御神(あまてらすおおみかみ)
神日本磐余彦尊(かむやまといわれひこのみこと)
第十代崇神天皇の時代に王城火防鎮護と悪神退散のため、 創建されたと伝えられています。入母屋造り内陣に三社を奉祀、欅(けやき)材の堂々たる社殿。熊野三山の奥の院。
ご朱印。
珍しい、悪魔退散の紙のお守り。(500円)スマホケースの中に入れています。(シールタイプもあります。1,000円)
おみくじは勿論、大吉✨ おみくじは吉の大きさより、書いている文章の方が大事。神様からのメッセージなので。
売店で買った、めはりずしを境内のベンチでいただきました。山登りした後のランチは美味しい♪
今回、玉置神社ののぼりを奉納させていただきました。ご祈祷後、参道に立てられます。2024年4月末まで立っているので、行った人は探してみてね。(Fino株式会社 小西紗代で立ってます)
※社務所でお願いすると、申し込み用紙がいただけます。
杉の巨樹群・奈良県指定天然記念物
左端・神代杉
周囲約8. 3m、高さ約20m、樹齢3000年。
中央・夫婦杉
巨大な根幹から2本の幹がそれぞれ垂直に伸びている杉。
左端・大杉
境内でも一番大きな杉。周囲11m、高さ約50m、天に向かって真っ直ぐに伸びています。
高さがある杉なので、全て写真に納められず残念。雄大さが伝わるでしょうか…3000年も前からずーっとここに立って生きているって、生命力半端ない!ただただ尊敬。3000年生きている杉からしたら、私達なんて、赤ちゃん同然なんでしょうね。
戻りはAコースで
駐車場への戻りはAコースで。沢山の「のぼり(旗)」を眺めながら、約20分で駐車場へ。
今回、2回目の参拝でしたが、今回の方がより深く感動しました。山頂から正式ルートで周れたこと、下りだったので体力的にも余裕があったからでしょうか。
毎回思うのは、こんな山頂、しかも大昔にここに神社を建立したこと。昔の人は凄かったのですね。21世紀の整備された道とは言え、車で上がってくるのも大変でしたから。
とてつもない山の上にあるので、社務所で宮司さんに、「ここに住んでいるのですか?」「毎日、山に登ってくるのですか?」と質問してしまいましたw 宮司さん曰く、宿直の時以外は、毎日山を登ってくるそうです。(@_@)
売店のおちゃめなおじさんに、お礼の挨拶をして玉置神社を後にし、玉置龍神水へ。めはりずしのお礼を言ったら愛の告白をされてしまいました(≧∇≦)
玉置龍神水へのアクセス
昨年は、玉置神社の後、熊野本宮大社に向かったのですが、今回は玉置龍神水に参ってから、熊野本宮大社へ。
GoogleMapの青い道路がギザギザということは、道路がクネクネしているということ。しかも道は細く、対向車が来ると大変なことになる細さ。ガードレールがない崖とか、暗くて細いトンネルとか…スリル満点の悪路。今回、対向車は来なくて良かったですが、もし来てたら…(+_+)
走行中、突然現れた瀧と祠。思わず車降りて、撮影タイムに。調べてみると、松平谷の祠でした。小さな瀧でしたがマイナスイオンたっぷりで、とても気持ち良かったです。ひと時の癒し。
玉置龍神水と亀岩白龍大権現
突如現れた磐座。ここが、玉置龍神水のある所。この磐座、すごく大きいのです。ずり落ちて来たりしないのかな…素朴な疑問。
※駐車場はありませんが、車を停めるスペースはあります
鳥居の先は、亀岩白龍大権現。
こちらで先にご挨拶してから、左にある、玉置龍神水へ。
とても冷たい水でした。ありがたや~
ここに辿り着けるかどうか分かりませんでしたが、もしもご縁があったら…と思い、空のペットボトルを持参していました。そのペットボトルが日の目を見ることが出来て良かった♪ありがたく、お水をいただきました。感謝💛
1本は翌朝、ポットで沸かしてコーヒーをいただきました。その美味しかったこと!もう1本は持ち帰り、お風呂に入れて、浄化。旅の疲れを取りました。
この後、40分ほどかけて熊野本宮大社と大斎原(おおゆのはら)へ。
玉置神社参拝まとめ
●アクセスが悪いので、行くときは覚悟して行く(朝イチがおススメ)
●ガソリンは満タンで行くこと(山道にはガソリンスタンドがない)
●トイレは駐車場で必ず
●売店のおじさんと仲良く!おじさんに地図を貰う
●玉石社から本殿に行くのが正式ルート
●ご祈祷される方は正装でないと入れません(服装は内宮並みに厳しい)
昨年も今回も、念入りに調べて行ったのですが、書いていることがバラバラで困ったので、今回、私の経験をまとめてみました。次回、参拝する時の自分覚書でもありますが、玉置神社に行ってみたいと思う方や、参拝予定の方にこの記事がお役に立てるなら…私も嬉しいです。何せ、この記事書くのに相当な時間費やしたので…w
余談ですが…
今回、山の中を走ったので、車のボディに沢山の虫が付きました。自分で取れないほど沢山こびりついていたので、帰宅後、ガソリンスタンドで洗車を依頼しました。
洗車前に、ガソリンスタンドの人がチェックしたら、バンパーの中(メッシュグリルの中)にも、沢山の虫のご遺体がついていたそうで、通常の手洗い洗車じゃ無理と。ご遺体は葬っていただかないといけないので、オプションで、この中も綺麗にしていただきました。
洗車後、担当者の話では、中に大きなコガネムシのご遺体もありビックリしたとか。そのままにしていたら、エアコンの効きが悪くなる可能性もあったそう。次回行くときは、虫よけスプレーしておく??いや、無理無理… 春~秋に行く方は、帰宅後、車のチェックも忘れずに!
次回は、熊野本宮大社と熊野三山巡りにおススメホテルを。