Blog

夏越の祓in椿大神社

2025.06.28
Blog寺社仏閣巡り

6月も終わりに近づき、一年の折り返し地点となりました。毎年の恒例行事、椿大神社(つばきおおかみやしろ)を訪れ、夏越の祓(なごしのはらえ)をしてきました。

椿大神社での夏越の祓

椿大神社は三重県鈴鹿市にある、猿田彦大神の総本宮です。猿田彦大神は「道開きの神様」として親しまれ、人生の道筋を明るく照らし導いてくださる神様です。境内は緑豊かで、訪れるだけで心が洗われるような清々しい空気に包まれています。

私が椿大神社を初めて参拝させていただいたのは、約10年くらい前。風水の先輩が椿大神社でご奉仕されているご縁で紹介いただき、参拝させていただくようになりました。

猿田彦大神は「道開きの神様」。私自身、椿大神社を参拝するようになってから運勢が変わったと感じています。新しい出会いや機会に恵まれたりと、確実に人生の流れが良い方向に向かっているのを実感しています。

この日、参拝の際、私たちの後ろでお詣りをされていたお二人も「椿大神社を参拝した後は、何かしら良いことがあるのよね」と話されていて、思わず「うんうん」とうなづいてしまいました。道開きの神様のご利益を多くの方が実感されているのだなと、改めて猿田彦大神の力強いお導きを感じる瞬間でした。

夏越の祓は、半年間に積もった穢れを祓い清め、残り半年の無病息災を祈る神事です。茅の輪は「ちのわ」と読み、茅(ちがや)という草で作られた大きな輪のことです。

ちょうど、古い茅の輪と新しい茅の輪を入れ替える作業をされていました。

「水無月の夏越の祓いする人は、千歳の命、延ぶと云うなり」
と唱えながら、茅の輪を左回り、右回り、中央直進と「八の字」を描くようにくぐります。

ほぼ貸し切りで、茅の輪をくぐれました。(^^)v

ご祈祷もしていただきました。

別宮椿岸神社

猿田彦大神の妻神・天之鈿女命を主神として祀る「椿岸神社」。芸道の祖神、鎮魂の神、夫婦円満、縁結びの神として崇敬されています。

鈴松庵での水無月

参拝の後は、境内にあるお茶室「鈴松庵」へ。

経営の神様、松下幸之助翁が庭園とともに寄進されたお茶室です。


この日、お床にはお花と一緒に、1970年の大阪万博の松下館で使用されていたお茶碗が飾らていました。55年前のお茶碗ということですね。

夏越の祓のお菓子と言えば、水無月。水無月は、白い外郎(ういろう)の上に小豆を散らした京都の伝統的な和菓子です。三角形の形は氷を表現しており、暑い夏を涼やかに過ごすための知恵が込められています。

実は私、恥ずかしながら、鈴松庵に通うようになってから、水無月の存在を知りました。こちらでは、季節の和菓子がいただけるので、毎回、参拝の楽しみしています。

6月30日は夏越の大祓の日です。お近くの神社に茅の輪が設置されているかもしれません。是非、半年間の穢れを落とし、心新たに下半期を迎えてみてはいかがでしょうか?

地域によっては旧暦で茅の輪を設置する神社もあります。新暦の6月30日だけでなく、旧暦の6月晦日に行う地域もあるので、お近くの神社にお尋ねください。残念なことに、我家の氏神様では、茅の輪がありません。(涙)

ちょうど6月末で、今年も半分終わりました。2025年前半を振り返るとともに、忙しい現代生活の中で、立ち止まって、心を清める時間を持ってみるのはいかがでしょうか?


椿大神社
住所:三重県鈴鹿市山本町1871
アクセス:近鉄鈴鹿線平田町駅よりバス約20分



【今日のおまけ】

椿大神社のランチと言えば、名物、鶏めし✨ 絶品です♪

神戸の整理収納アドバイザー・開運収納師  こにしさよ

さよさんの開運習慣&週刊レターはLINE公式からお届けしています。是非、ご登録ください♪

友だち追加
BACK

Contact お問合せ

ご質問、ご相談、
お気軽にお問合せください

お問合せはこちら