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【実録】「実家片付け」・不用品処分2トン超え(8)

2025.09.17
50代の暮らし方Blog整理整理収納

実家片付けの連載、お読みくださりありがとうございます。

今回は不用品の処分について。

専門業者?それとも自力?費用と労力のリアル

生前整理や遺品整理の専門業者さんにお任せすれば、大型ゴミも全て回収してくれて、本当に楽チンです。でも、その分、費用はかなり高額になるのが現実。私たちは、少しでも費用を抑えるために、市の粗大ごみ回収を最大限に活用しました。

作業2回目の不用品。あまりの量に呆然としてしまいましたが、3回目、4回目に出る量に比べると、まだまだ少なかった!(3回目は1日に3回、4回目は1日4回クリーンセンターに不用品を運んでくれたのは妹です)




大型ゴミ回収は、合計6回依頼しました。市の大型ごみ回収は1度に5点までという制限があるので、作業計画を立て、何を回収してもらうか?しっかり事前に決めて予約するのがポイントです。

「作業で出た不用品を回収」の場合、回収してくれる日が2週間後くらいなので、スッキリ感が出ません。「〇〇を回収してもらう」を先に決めると、ゴールが明確になり作業が進むし、作業の翌日、回収予約をしておけば、即、スッキリ!


回収してもらったのは、

婚礼箪笥、整理箪笥、チェスト、ロッカー箪笥、カラーボックス(4個)、襖、物干し竿、カーペット、ミシンの椅子、ズボンプレッサー、テレビ台、FAX台、こたつ天板、折り畳み机、ひな人形の人形ケース、学習机

本当に多岐にわたります。

費用は、婚礼箪笥が1800円と高めでしたが、他は300円~600円、高くても学習机の1200円と、専門業者に頼むよりはるかにリーズナブルに抑えられました。

思い出の品、どうする?供養とリサイクルの選択

ただ捨てるだけではないのが、実家片付けの難しいところ。思い出の品や、故人の遺品には、特別な配慮が必要です。

人形
ひな人形、博多人形、こけし、日本人形など、たくさんの人形たちは、妹が神社の人形供養に出してくれました。感謝の気持ちを込めて手放すことで、心もスッキリ。

位牌   
父方の祖父母の位牌は、お寺へ。これも妹が手配してくれました。

布団や毛布
大物の布団や毛布は、妹がクリーンセンターへ直接運び込んでくれました。本当に頭が下がります。

私の担当は、携帯電話、水銀体温計、パソコン、着物、貴金属、服、その他リサイクル品。(エコリングへ持ち込みました。この詳細はまた別の記事でじっくりお話しします)

知っておきたい!家電・リサイクル品の正しい処分方法

携帯電話は小型家電リサイクル法で処分方法が決められています。私は大型電気店(今回はケーズデンキさん)に持参し、無料で処理していただきました。

スマホの場合は、バッテリーを外し、SIMカード、SDカードを抜くのを忘れずに!

書類に記入後、目の前で物理的に壊して廃棄してくれるので安心です。最初の5台はケーズデンキで処分してもらい、後から出てきた1台はスーパーの回収ボックスへ。(詳細は下)最後に出てきた2台はエコリングさんへ。なんと1台10円で引き取ってくれました。

面倒な不用品

水銀の体温計は、自治体によって処分方法が異なります。

神戸市の場合は環境局事業所へ持ち込み。私は直接持参し、事務所の方に手渡して完了です。環境局の入り口には、ポストがあり、ここでも携帯電話を処分できることが分かりました。知っていると便利な情報ですね!

消火器は専門の「消火器リサイクル推進センター」へ。

2009年以降に販売された消火器にはリサイクルシールがついているので処理は無料。それ以前の物は、サイズによりますが約1100円かかります。

実家の消火器は、自治会で配布されたもの。奥の物置に仕舞い込まれていました。(もしもの時、使えない!)2009年以前の物なので処分費用1100円必要です。

パソコンは2台ありました。
1台はPCリサイクルマークがついていたので、メーカーのサイトから回収依頼をし、発送伝票が届いたので出しました。


もう1台はPCリサイクルマークがついていないパソコンだったので、回収所に持参。

神戸市の場合、スーパーに回収ボックスがあり、そこに入れるだけでOKなんです。

神戸市のリサイクルボックス設置所はこちら



PC回収といえばリネットジャパンが有名ですが、購入時にリサイクル料を支払っているので、自作PC以外は各メーカーの回収に出すのがおすすめです。リネットジャパンはデータ消去や段ボールが有料になるなど、ついつい課金してしまいがちな「罠」があるので注意が必要です!

Apple製品のリサイクルは、宅配リサイクル、店頭持ち込み、両方OKです。こちら。

総重量2トン超え!家族の協力で130万円節約!?

今回の実家片付けで出たゴミの総量は、なんと約2トン!

妹がクリーンセンターに行ったのは合計12回。大体1回120kg~230kg(妹の車はめちゃくちゃ大きいのでかなり乗ります)を運び込んでくれました。私も1度持ち帰った分と、市の回収に出した物も合わせると、余裕で2トンを超えています!

今回、スタッフとして大奮闘してくれた中村さんは、遺品整理の会社にも所属しています。彼女の所属する会社で実家のゴミの量を見てもらったところ、1回の量で約10万円ほど必要とのことでした。

ということは…妹が12回、私が1回、合計13回のゴミ処理。もし専門業者に頼んでいたら、

13回×10万円=130万円!もしかしたら、それ以上かも!?

ど、どんだけー!!クリーンセンターまでのガソリン代や労力はかかりましたが、自力でやったことで、なんと130万円分も節約できたことになります。いや、私や中村さんのプロの労働力も入れると、もっと節約しているはず!

片付けは、ただモノを減らすだけでなく、費用を抑えるための知恵と、何よりも家族の協力が不可欠だと改めて感じました。大変な作業でしたが、この経験が皆さんの実家片付けの一助となれば幸いです。

まだまだ続く…


神戸の整理収納アドバイザー・開運収納師  こにしさよ

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