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無印良品に「タッパー」は売っていません!片付けのプロのちょっとマジメな話

こんにちは!
神戸の整理収納アドバイザーのさよです。
今回は、SNSの投稿などで、ちょっと気になっていること書きます。
時々見かけるんです。
「無印良品でタッパー買いました!」
「IKEAで前から欲しかったタッパー買いました!」
とういう投稿。
無印良品やIKEAで、タッパーは販売していません!
えっ?(◎_◎;)
って思いましたか?
うんうん、って頷きましたか?
「タッパー」はタッパーウェア社の登録商標

これは昭和時代のタッパーウェアです
「タッパー」はタッパーウェア社の登録商標です。
その会社の商品だけが「タッパー」を名乗れる、いわばブランド名なんです。
無印良品の商品は「食品保存容器」や、「フードコンテナ」が正しい呼び方になります。(トップの写真は、蓋をしたままレンジで使えるフードコンテナ)
例えば、
「タッパーに作り置きを入れる」
「ホッチキスで書類をまとめる」
なんて、日常会話で当たり前のように使っていますよね。(^-^;
意外とあります「登録商標」な日常語
・ホッチキス → ステープラー(ホッチキスはイトーキの登録商標)
・バンドエイド → 絆創膏(バンドエイドはジョンソン・エンド・ジョンソンの商標)
・テフロン加工 → フッ素樹脂加工(テフロンはデュポン社の商標)
・ジップロック→ジッパーバッグ(「ジップロック」は旭化成ホームプロダクツ株式会社の商品名)
・クイックルワイパー → フロアモップ・フローリングワイパー(花王の商品名)
・テプラ → ラベルライター(キングジムの商品名)
・ルンバ → ロボット掃除機、お掃除ロボット(iRobotの商品名)
・マキタ・ダイソン → 充電式クリーナー・ハンディークリーナー(それぞれのブランド名)
日常に溢れていることに気づきます。(宅急便、セロテープ、ウォシュレットなども本当は一般名詞に置き換え必要)
「え、これも!?」
ってなりませんか?(≧∇≦)
普段の会話では誰でも使う言葉なのに、調べてみると商品名や商標だったりする…
それだけ世の中に浸透してるんですよね。
調べることも日常に

先日、整理収納の作業報告書を作成していたとき、こんなことがありました。
食品にかぶせる、あのシャワーキャップみたいなカバーの名前が出てこない💦
「シャワーキャップみたい」
「食品保存」
と検索に入れて、ようやく「ゴム付きラップ」にたどり着きました。調べてみると「食品保存カバー」とも呼ぶようで、名称がいくつかあると判明。
日々便利な新製品が登場するので、名前を覚えるのに必死です(笑)。でも、この「正しい名前ってなんだろう?」と調べる習慣が、気づけば身についていました。
言葉を大切にするようになったきっかけ

実は、書籍の出版や雑誌の取材を受けてきた経験が、私を変えてくれました。
原稿を書くたびに、編集さんから赤字が入るんです。
「ポストイット」と書けば→「付箋」
「クイックルワイパー」と書けば→「フロアモップ」
最初は「え、そんなことまで!?」と思っていたのですが(笑)、これが積み重なって、今のわたしの書き方の土台になっています。
あの時に赤字を入れてもらっていなければ、今でも無意識に商品名を書き続けていたかもしれません。
何事も経験ですね。今では、あの厳しいチェックに心から感謝しています✨
「NHK化」して書いています

セミナーで喋る時は、「食品保存容器」より「タッパー」のほうが伝わりやすいので、使うこともあります。
でも、レジュメや配布資料など、文字として残るものを書くときは、正しい言葉で書くようにしています。
セミナー=通じやすさ優先
資料=正確さ優先
自分の中で、これを「NHK化」と呼んでいます(笑)
NHKって、放送で商品名をそのまま使わないんですよね。それと同じように、配布物は一般名詞(名称)で統一する、というマイルールです。
「別に伝わればいいじゃない?」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。もちろん、日常会話ではそれで全く問題ありません。
でも、「片付けのプロ」として情報発信をする時、そしてお客様にアドバイスをする時には、正確な言葉を選ぶことが、より信頼性を高め、誤解を防ぐことに繋がると考えています。
「NHK化する」と書きながら、関西弁オンリーで標準語は喋られないんですけどね…(* v v)
今日は片付けのプロとして、ちょっと真面目な話を書いてみました。たまには良いよね!?